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2015/04/06

おひとり様の終活(御独り様のエンディング)

投稿者:所長

 最近、おひとり様の終活という言葉を目や耳にする事が多くなりました。弊所でも、おひとり様の終活についてのご相談が大変多くなっています。

おひとり様とは、自立した女性、ひとりの時間を充実させ楽しみ謳歌している人というイメージです。しかし、そこにやってくる「老後」というものは避けられません。おひとり様に「老後」という言葉がつくと、生涯独身の方、離婚した方、配偶者に先立たれた方、子供や身寄りのない方…と変わってきます。それとともに、不安は現実のものとなってしまうのです。

Q、では、法定相続人がおらず、近所に面倒を見てもらえそうな親族がいない方の場合、どのようなサポートがあるのでしょうか?

、’ぐ娶絽契約と見守り契約

 まずは、万が一認知症などで意思能力がなくなった場合に備えて任意後見契約を結ぶことが考えられます。任意後見契約を結ぶと、万が一の場合、本人に代わって財産の管理をしてもらえます。例えば、医療契約や老人ホームとの契約、支払など本人に代わって手続きをします。

 任意後見人となる方が、身近にいない場合には弁護士などの専門家が後見人となることが多いです。ただ、身近に親族などがいない場合、後見開始のタイミングが分からないこともあり得ます。そこで、任意後見契約とは別に見守り契約といったものをして、元気なうちから契約上の任意後見人と定期的に連絡を取り合うことが考えられます。

遺言書と死後事務委任契約

 次に、遺産の問題があります。法定相続人がいない場合、遺言書がないと原則として遺産は国に帰属します

そこで、遺言書を作成しお世話になった方などに遺産を遺すことが考えられます。その際、遺言執行者の指定をしておくと、よりスムーズに遺産の処分ができます。

ただ、本人が亡くなった後の葬儀やお墓、家の整理といった問題については遺言書でカバーすることはできません。ご自身の死後の事務を委任するためには、死後事務委任契約を締結することが必要です。

以上、サポートとしては、任意後見契約と見守り契約、遺言書と死後事務委任契約をそれぞれセットとして考えるとより万全になるでしょう。

 

 早めの準備で、ご自身の最後をご自身が望むように不安なく迎えることができるのです。