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2015/04/16

離婚 vol.2

投稿者:所長

今年の4月は、例年になく雨の多い年だそうです。近年、毎年のように「例年になく」という言葉が聞かれますが、今年は例年になく良い意味で多く使う年であってほしいものです。

 さて今回は、「養育費の一括請求」 をご紹介します。

 

Q、夫に対して養育費の請求をするのは当然として、その支払い方法なのですが、夫は今まで職場を転々としているので、今後職場が変わっていった場合、ちゃんと養育費がもらえるか心配です。一括で養育費をもらえないでしょうか?

 

A、養育費は、特別な事情がなければ一括払いを認められず、定期的な支払によるべきだとされています。

しかし、長期にわたる確実な履行が期待できないような場合などには一括払いで受け取る場合もあります

なお、調停離婚に際し一括で支払われ、将来相互に金銭請求をしない合意が成立したが、その後、当時予測できなかったやむを得ないとされる事情で養育費を再度請求できることもあります。

また、一括払いによる養育費は、受領者側に管理の点で不安や問題がある場合には、目的外に使用されないよう信託銀行などによる信託方式により支払うこともあります。

 

<税務上の取り扱い>

�分割払いの場合

 扶養義務者相互間において、生活費又は教育費に充てるためにした贈与により取得した財産のうち通常必要と認められる財産の価額は贈与税は非課税とされています。

�一括払いの場合

(1)原則的取り扱い

 「通常必要と認められる財産の価額」を越えるので贈与税が発生します。

(2)例外的取り扱い

 一括収受した場合でも、受領の日から15日以内に扶養者を委託者とし、受託者を信託銀行などとした金銭信託契約を締結した場合には贈与税の課税は行われないものとして取り扱われています。

 

 

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